勝ち負けとかじゃないやつ

 

「コロナに打ち勝つ!」とか

「憎っくきコロナをやっつけろ!」

 

という類の言いまわしに

 

違和感を感じるのは私だけだろうか。

 

 

肉体的に、精神的に、経済的に、社会的にも苦しめられて、

中には、あっという間に大切な人を奪われて、

 

憎いと思うのは、もちろん無理もない事なのだけれども。

 

 

 ***

 

自分自身も最初の時期は「ヒトvs ウィルスの戦いだなぁ」とか思っていたのだけど、

今は…なんというか。そうじゃない感。

言葉にするのは、むずかしいけども。

なんか、違う感。

 

なんと言うか、勝ち負けとかではなくて。

 

強いものは残るし、弱いものは淘汰されていく生存競争というものは、

同種異種関係なしに生物界全体で日々あたりまえに同時多発的に起こっている事で、

このコロナもそのイチ現象にすぎないというか。

そんな中でこれまでも何千年か共存してきたわけで、

そんな危機って今までだって、いつだって隣り合わせで来たはずなんです。

細菌やウィルスや寄生虫、虫や植物のもつ毒や自然放射線だってそうでしょう。

 

それなのに今の我々といったらまるで晴天の霹靂というような反応で。

それを観察していると、

「いままでヒトはどれだけ平和ボケしていたのだろう?」とびっくりする。

 

それがあって多分、勝つとか負けるとか、やっつけるとかやられたというようなフレーズに違和感を覚えるのかもしれない。

思いっきり「ヒト目線でしかない」ですしこの手の発言は。

 

なんと愚かで憐れなのだろう。

あぁ。違和感の正体はこれか。

 

***

 

別に悪くなんかない。

そういう生き物だもの ヒトは。

 

私にも、大切な人を守りたいという思いはある。

思いはあるからできる対策はきちんとするし不要な外出もしない。

 

でも「勝ちたい」とか「やっつけよう」とは思わない。

 

この星に住むイチ種族でしかない「ヒト」

強けりゃ生きのびるし弱けりゃ滅ぶ。それだけ。

 

 

そうなる“定め”なのなら、喜んで受け入れます。

 

(…私の命奪ったからには本気で生きろよ!ウィルス!笑)

 

***

 

 

とはいうけども

「ヒト」としての目線では「それに抗う人」も実は嫌いじゃない。

もちろん口ばっかりの人は論外だけど。最近すごいガンガン出てるあの人とか。

 

命を懸けて戦っている人。

どの時代もきっといたであろう、戦士。

今の時代は肉体的にだけではない、頭脳や技術、研究なんかで戦っている戦士もいる。

すげーかっこいいじゃん。

 

ギリギリの状態でも目の前の命を救おうと必死に従事する医療現場の戦士

自分たちの力でなんとか食い止めようと心血をそそぐワクチンや薬開発をする戦士

私たちのライフラインを守ろうと働き続けてくれている戦士

物流を滞らせないよう配達や配送をする戦士

すこしでも人々のお腹を満たしてあげたいと食材の栽培や家畜飼育そして調理をする戦士

自宅に居てでもできる楽しみ方を考え自分にできることで他者を喜ばせようとする戦士

 

たくさんの戦士が、「みえる今」でもある。

 

 

 

私も、誰かの戦士になれていたらいいな。

 

そう思えるということは、

私もまだまだ「愚かなヒト」なんでしょうね(笑)

 



***

(わたしごと)

周りの人を守るための本格自粛生活が始まって
早一ヶ月以上が経ちますが...


やってみて感じたのは

基本的に、向いているのかもしれません…巣篭もり。


毎日かなり悠々自適に過ごしております。


どうなるかなぁ、やっぱ憂鬱になるのかなぁと想像していたのに、

なんとまぁ自分でも驚くほどストレスのスの字もない。

私は元陸上自衛官なのですが、
その割には、実際はかなりのインドアで。

酒と煙草とコーヒーとカップラーメンがあれば(←酷い…ww)
多分このまま何ヶ月でも過ごせそうな気までしてくる程に心穏やかな毎日です。

みなさんはいかがお過ごしでしょう?


最終的には、生きてりゃなんとかなる。
今できることに集中すべし。

月並みのベタな言葉だけど、まさにこれです。
 

 

***

 

 

今日も生きていてくれてありがとう

 

RIU

 

 

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